■ HANSデバイスとは?
プロフェッショナルなモータースポーツにおいて、安全性は最も重要な要素です。
ドライバー保護技術の進化により、Head and Neck Support(HANS)デバイスが開発されました。
現在では、世界中の多くのレースカテゴリーにおいて必須装備となっています。
HANSデバイスは、頭部および頸部の損傷を軽減するために設計されています。
クラッシュ時にはショルダーベルトがHANSデバイスを固定し、頭部の前方移動を制限することで、頸椎への負担を軽減します。
クラッシュ時に発生する頭部の慣性荷重はショルダーベルトへと伝達されるため、ハーネスの設計はHANSの性能を最大限に引き出すうえで極めて重要です。
■ HANS対応ハーネスとは?
HANS対応ハーネスとは、HANSデバイスと併用することを前提に設計されたレーシングハーネスです。
一般的なシートベルトやFIA・SFI非公認ハーネスとは異なり、以下の点を重視して設計されています:
- ショルダーベルトの最適な角度を維持
- 前面衝突時におけるベルトのスリップを防止
- 頸部および頸椎への負担を大幅に低減
多くのHANS対応ハーネスは、2インチ幅のショルダーベルト(またはHANSガイドに対応した3インチ+2インチベルト構造)を採用しており、HANSデバイスの肩部(ヨーク部)に確実にフィットします。
この構造により、急激な減速時においてもハーネスの位置ずれを防ぎ、常に最適な状態で機能することを保証します。
■ HANS対応ハーネスの主な特徴
HANS対応ハーネスを選定する際には、モータースポーツチームおよびドライバーは、以下の重要なポイントを確認する必要があります。
1. 適切なショルダーベルト幅
HANS対応ハーネスでは、一般的に2インチ幅のショルダーベルトが採用されています。
これはHANSデバイスのガイド部に確実にフィットするよう設計されており、衝突時におけるベルトの脱落リスクを低減します。
2. FIAまたはSFI公認
FIA・SFI公認のハーネスは、強度・耐久性・性能に関する厳格な試験をクリアしており、安全性が保証されています。
3. 高強度素材の採用
高品質なウェビング素材、耐腐食性に優れたハードウェア、そして強化縫製構造の採用により、過酷なレース環境下においても優れた耐久性と信頼性を実現します。
■ Beltenick製HANS対応ハーネスの導入により、安全性をさらに強化
当社のHANS対応ハーネスは、現代モータースポーツの厳しい要求に応えるとともに、業界基準を超える安全性能を実現しています。 精密に設計されたショルダーベルト形状と高品質素材の採用により、主要なHANSデバイスに確実に適合し、スムーズな装着を可能にします。
SFI 16.1 公認ハーネス(HANS対応)
ラッチ&リンクタイプ RI-400HART, RI-500H, RJ-200, RJ-400




SFI 16.2 公認ハーネス(HANS対応)
ラッチ&リンクタイプ RJ-100

FIA 8856-2018 ハーネス(HANS対応)
バックルタイプ RCU-1007H, RCU-1006, RCU-1005, RCU-1004W, RCU-1003HSA, RCU-1003H, RCU-1002H







■ まとめ
モータースポーツの進化とともに、安全性への要求も一層高まっています。
HANSデバイスの性能は、ハーネスやシートを含む安全装備全体の構成によって決まります。
なかでもHANS対応ハーネスは、極めて重要な役割を担います。
HANS専用の高品質かつFIA・SFI公認ハーネスの採用により、重大な傷害リスクを大幅に低減し、現代レーシング基準への確実な対応を実現します。
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